航空文化・航空スポーツの啓蒙活動 新たな産業構造の構築による航空立国の立役者たる企業へ そして次世代への継承を担う企業に

パスファインダー

プロジェクト

技術フィードバックシステムの構築

曲技飛行などのスカイスポーツは、指導者の能力次第で危険なスポーツともなり得ます。
国内では技術共有の十分なネットワークが構築されていないために、「自己流」の間違った技術が伝承される傾向があります。
特に曲技飛行においては、ここ数年で愛好者が倍増しており、技術フィードバックシステムの構築が急務となってきました。
愛好者の技術の共有や、私たちが世界中で得たノウハウをフィードバックできるシステム整備に積極的に取り組みます。


全日本曲技飛行競技会事務局

増大する曲技飛行パイロットへの技術フィードバックおよび安全講習を目的に、2009年の試行大会を経て、2010年には第一回全日本曲技飛行競技会が開催されました。
この競技会は、日本の曲技飛行統括団体である「(財)日本操縦士協会」のGA(ジェネラルアビエーション)委員会のメンバーで内容を協議され、安全・確実・公平に実施することを指針としています。
その配下にて事務局を担当し、実施の諸調整を一手に担当し情報配信などに努めています。

全日本曲技飛行競技会の公式WEBサイト


曲技飛行教育システム研究会|教育者の育成を目指して

曲技飛行愛好者の顕著な増大に対応するため、教育者の技術基準統一および新人育成が急務となっています。しかし現存する教育書や知識は、現在の最新鋭の機体には適合しない部分が多く、世界基準での再教育が必要となっています。
現在国内で活躍するトップパイロットと連携を強化し、次世代への基準を築く事を発起します。



デモフライト研究会|観客の安全確保を最優先に

エアショーフライトにおける安全確保の技術基準は、現在のところパイロットの経験に依る部分が多く、客観的評価が難しい状態となっています。
今後のパイロットの増大で基準策定や認証制度などが必要となった場合に、技術フィードバックが出来るよう準備を進めています。

発展可能な基盤整備により広い門戸を

MRJ(三菱リージョナルジェット)などの大型プロジェクトが官民一体となって進められ、人口比率から見たピラミッド構造の頂点部分に注目が集まっています。
一見、産業基盤の整備が進んでいるように見受けられますが、現在の航空産業界は、もっとも愛好者人口が多いはずの航空スポ―ツ分野(ピラミッド底辺)の欠落により安定的な基盤を欠いています。
全航空産業の発展を長期的視点から見ると、スカイスポーツ愛好者の増加は全構造の基盤を強化していくのは明白です。
そこで、スカイスポーツが安定的に発展する一助となれるよう、世界中で得たノウハウを国内にフィードバックする事が使命だと考え活動を展開します。


地域づくり|ふくしま飛行協会との協働

法人設立前より、ふくしまスカイパークをホームベースに訓練・活動を展開してきました。
その後福島在住のパイロットを中心として「NPO法人ふくしま飛行協会」を設立し飛行場の活動を支援し、2006年より指定管理者として福島市より委託を受けて管理運営を行っています。
この様な良好な関係性があり強固な基盤があって我々は世界と戦うことができるようになりました。 今後、スカイスポーツが地域貢献できる基盤をさらに推し進め、産業基盤としても発展できるよう取り組みます。
また、パラグライダー等に代表される軽スカイスポーツを安全に実施できる基盤作りをすすめ、市民参加型の一大スカイスポーツ基地を目指します。


お小遣いで飛ぼう|ライトスポーツエアクラフト LSA

テクノロジーの進化により生まれた、ライトスポーツエアクラフト(LSA)という新しいカテゴリーの航空機が世界では注目を集めています。 超軽動力機(ウルトラライトプレーン)と飛行機の中間に位置するこのカテゴリーの機体は、新素材などの使用により構造が単純化されて飛行機の1/3程度の安価で販売されています。 空力設計の進歩のより非常に素直な操縦性で超低速での離着陸ができるのですが、巡航速度は飛行機並みであり、多くの国で初期訓練などに使用が始まっています。
日本での導入には、法的に未整備なこともあり障壁が多いのですが、これがパイロット増加そして、産業基盤の育成に大いに寄与すると確信しています。
弊社では導入に向けて、様々な側面から検証し基盤作りに取り組みます。


航空法研究会|新時代に適応した法整備を

現在の航空法は昭和27年に原文が作られました。
現在の航空産業界を見る限り、この法律がその第一条に述べている「航空の発展を図り、もって公共の福祉を増進すること」を果たしているようには見えません。
根本的な構造の不備が現在の後進化を招いたと認識し、発展性確保のために航空法を研究し、スカイスポーツ関連に関しては各種提言を行っていく事で未来の航空人の育成、産業発展を目指します。

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