Air Plane

EXTRA300S / エクストラ300S

1987年、エアロバティック・パイロットでもあった、ドイツ人エンジニア、ウォルター・エクストラ氏により設計される。
その後、1992年に、より高性能で操縦性が優れる一人乗りバージョンであるEXTRA300Sが開発された。
EXTRA300Sはカーボンファイバーと鋼管フレームの機体で、ライカミング社の水平対向6気筒300馬力のエンジンを装備し、+/-10G の荷重まで耐えられる競技用エアロバティックス機である。 世界でもトップクラスの曲技性能、素直な操縦性、信頼できる安定性は世界中で行われている曲技飛行のコンペティションでも証明されている。

Specification

■ 全長 6.65m  ■ 最高速度 440km/h  ■ 全幅 7.50m  ■ エンジン Lycoming AEIO 540-L1B5 (300HP)  ■ 空虚重量 610kg

Su-26 / スホーイ26

ソ連時代からの戦闘機メーカーとして良く知られているスホーイ社製。
多数あるスホーイ設計局と同じく国有管理下に位置するアドバンスド・スホーイ・テクノロジー社(AST)によって設計・開発される。
一国有企業であったとはいえ民間活力を起用した開発が進められた結果、非常に斬新な機体設計がなされた。
Su-26 は1984年にプロトタイプが発表後、1989年 から量産型が発売され、今日までに約200機が生産されている。世界曲技飛行選手権を圧倒的な性能で席巻し、競技用専用機としては最も成功した飛行機。現在においてもロシアチームをはじめ、世界各国で使用され続けている事から、その性能の優秀さがうかがえる。
またこの機体はいわゆる軍事規格に準拠する形で設計されているため、ずばぬけた耐久性と整備性があり、しかも低コストでの維持が可能となっている。

Specification

■ 全長 6.83m  ■ 最高速度 450km/h  ■ 全幅 7.80m  ■ エンジン M-14P (360HP) ■ 空虚重量 736kg

EDGE540 / エッジ540

米国オクラホマにあるヂブコ・エッヂ社で開発された一人乗りの小型機で、優れた操縦性を併せ持った堅牢な肩翼機である。
複合材で成形された鋼鉄管フレームが使用されている機体は、非常に軽く、耐久性に優れた安定感のある仕上がりになっている。
その性能の高さからレッドブレエアレースは勿論のこと、各種エアロバティックス競技会においても優秀な成績をおさめている世界最軽量・最高峰のモンスターマシンである。

Specification

■ 全長 6.30m  ■ 最高速度 426km/h  ■ 全幅 7.43m  ■ エンジン 改造ライカミング IO-540 (340HP) ■ 空虚重量 540kg  
■ 横転率 420°/秒  ■ G加重制限 ±12G @ 703Kg